水上村 吊床版橋  支承間=130m
この吊床版橋は、径間130mでこの形式のものとしては、

現在では、我が国、最長のもので有ります。

中央のサグ(弛み)は、3.0mで碇索方法は、左岸は、グランドアンカー

(ロックアンカー)で右岸は、土砂の重量を最大限に活用したアンカーを

用い工費の低減を図っております。本方式ですと集中荷重による変形を

吊床版の下側より変形矯正ロープを用い、且つ耐風索を設けますと

300mから500m程度の長径間が可能であります。

多数のロープを使用することによりサグは、非常に小さく設定でき

施工が可能になります。

言い換えるとロープ橋と言う事になり、ロープの上を歩くことになります。

ロープの間隔(ピッチ)は、ロープ直径の2倍ぐらいまでせばめることも

可能です。